理解できないものに真実がある
紫式部に飛行機を見せたら。
少し前に、YouTubeを
色々みていたら
科学者の武田邦彦先生が
”もし紫式部に飛行機を見せたら
「天狗」と答える”
というお話をされていました。
それはどういうことかと言うと
結局、
人は自分の頭の中にあるものでしか
ものを見ようとしない。のだと。
ところが、
科学者でいらっしゃる
武田邦彦先生曰く
自分の頭、観念に邪魔されず
知らないものを
知らないまま受けとめられることが
基礎研究を生み創造になるのだと
おっしゃっていました。
自分の観念を超えて
そのものをそのまま見ようとする。
その理解できないものに
真実があるのだ。と。
基礎研究が成功する人というのは
紫式部の時代に飛行機を見ても
「天狗」と言わない人だそうです。
なるほど
確かに
人のことも物事も、
自分の価値基準や思い込み
を基準に見てしまっていると
いつの間にか相手をコントロール
してしまっている。
そして、そうしてしまっているうちに
相手の本質や真実を奪って
いることになります。
特にそれが人に対してだったりすると
大変。
自分の観念を基準に相手をみると
どうしてこうなの?
なんでこんなこともできないの?
と、それが自分にも
相手にも苦しみを与えることになったりして。
こと、子供に対してそれを
してしまっていると
その子の本質。あるがまま。
持ってい生まれた愛
そういうものを奪います。
自分(親)の思惑通りの
人間に仕立て上げられた子供は
本来の自分と乖離していき
本来の自分を見失ってしまうことに
なってしまう。
欺瞞で生きることになり
それがやがて
苦しみに繋がるのだと思うのです。
自分の思惑通りに
ことが運ぶというのは
どこかで、
自己達成欲を満足させるものでは
あるけれど、
でも、
自己に枠を作り
自己の成長を妨げ
やがて真の自分は退化していくもの
でもあると思う。
そうして真を見失い
常識という枠で自分を生きることになると
他人軸な生き方になるし
創造のない世界になってしまう
と思うのです。
その常識という枠に
子供をはめ込もうとすると
やはりその子も真を失くしていき
ずっと真実のない世界、カタチで生きることが
継承されていってしまうのですね
私は
障害児が生まれた時、
やはり、自分の知らない、
得体の知れない
世界を与えられたことに
恐怖を覚え、なんとか、
自分の頭にある
子供像に娘を近づけようと
躍起になりました。
そう、まさに
飛行機なのに、
そんなの見たこともないので
無理やり天狗にしようとしたのです。
で、苦しみました。
けれど娘にはそれが通用せず、
とうとう
娘は私の観念や常識を壊したのだけど、
でも、そのおかげで
私は私の本質を取り戻し
それでようやく、
娘を娘として
みることができたのです。
そこに、真の娘があり、愛があり。
それを受け容れあっていくことで
無限の創造を得られるのだと
知りました。
対する人や物事を
ありのまま、そのままに受け容れるには
まず、自分を縛っていた固定観念を手放し
本来の自分に
気づいていく必要があるのです
よく、そういう話を
人にすると
とは言え、なかなか
その自分を縛っている枠とか
囚われてるものを手放せない
どうしたら
壊せるの? 方法は
などと聞かれたりするのだけど。
一言で言えば、
というか根幹になるのは
まずは感じること。
心地よいとか、綺麗とか
暖かいとか。
を体で感じることです。
そして、それを心から
感謝することです。
それが枠を壊していく一歩。
一朝一夕ではなかなか
何かが得られないかもだし
そんなの何にもならない
と思われがちだけど
丁寧に、
感じていくことを重ねていくと
真の自分にちゃんと
繋がっていくのです。
自分が自分である時間
本来の自分に触れること。
そこに真実があり、愛があります。
まず自分の
それを知っていくと
他人や物事も、自分の観念を超えて
理解できないものを
そのまま、
受け容れていくことができます
良い悪い。出来る出来ない
持ってる持っていない。
そんなことどうでもよく
そのままを受け容れていくと
互いの真実が融合して
真実の世界が広がっていき
至福に満ちていきます。
そう、瞑想も絶対おすすめです!
難しく考えす、
1日15分だけでも、
目を閉じて無になる。
それも毎日積み重ねてくと
本来の自分を感じると思います。